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美弥古文庫紙第11帖 花散里(はなちるさと)

古歌に、橘は別れた人のきものの香りといわれています。その橘の花の匂いに包まれた花散里の邸へ、誘われるかのように趣く光源氏に又しても時鳥が慕ってくるのです。

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